ライト設定
背景とライトの組換え |
Hayabusaではライトは背景とリンクしており、個々のライトへのチェックを行い有効にする必要があります。例えば従来20個のライトを背景にリンクする場合は個々のライトをリンクするため20回クリックしました。
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総ライト数の軽減 |
複数の背景で同じライトへリンクすることで、ライトを共有化します。従来は背景ライブラリからの背景はそれぞれにライト群を保持していました。そのためライブラリから背景を増やすと大量のライトがシーンに追加されました。ライトを使うnStyler3.0では背景ライブラリからの背景は基本的にライトは持たず、シーンに追加したのちにライトとリンクします。リンクも容易なため必要最小限のライトで複数の背景を使用できます。
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ライトの有効 |
ライトシーングラフの各ライトセット名およびライトの先頭にあるチェックボックスをONにして下さい。この背景へ切り替えた際にも連動してこのライトが有効になります。
1. 子ライトのチェックON/OFFは必須になります。 2. ライトをOFFにするとそのライトが生成していた影もOFFになります。 |
種類と数 |
「平行光源」、「点光源」、「スポットライト」を最大80個まで登録する事が可能です。そのうち、24個迄の「平行光源」、「点光源」、「スポットライト」の光源計算をリアルタイムに実行し、24個の「平行光源」、「スポットライト」は影計算も同時に実行します。複数光源及び複数影計算はビデオカードの性能及び取扱われるデータ量に依存します。
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子ライトの位置と角度 |
メインメニューの「ライトガイド」(Alt+Lキー)を選択すると、現在シーンに設定されているライトの「位置」、「角度」、「種類」が確認出来ます。シーン内にて「位置」と「角度」を変更するには、対象のライトを選択してから、アイコンメニューの「移動」、「回転」を選択して下さい。また、「Ctrl」キーとマウス左ボタンを押しながら動かす事でライトの「角度」を変更する事も可能です。
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子ライトの減衰 |
光源の減衰については、光源の位置を遠ざけても暗くはなりません。特に、「平行光源」においては「向き(角度)」のみが有効となります。「点光源」と「スポットライト」では、「減衰タイプ」を指定する事で距離に応じて明るさを可変させる事が可能です。
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子マイナスライト |
通常はオブジェクトにライトをあてると面は明るくなりますが、マイナスライトとして設定すると光源色分だけ暗くなります。車の運転席の足元を強制的に暗くしたいような場面で使用します。
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影が表示されない
影は「平行光源」と「スポットライト」に対応しており、両光源で最大24個迄の影を表示する事が出来ます。以下のチェック項目の内容をご確認下さい。
シーン全体での影表示の有効 |
メインメニュー、アイコンの「影」が有効になっていますか?「ctrl」+「k」キーでも影表示のOn/Offが切替えられます。
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個別ライトでの影表示の有効 |
セットアップメニューのライトリストにある「チェック済みライト」を選択すると、選択中の個別ライトに対して「影設定」が行えます。「影設定」の「影をつくる」、「セルフシャドウ」にチェックが有るか確認をして下さい。チェックが無いと「影」は表示されません。
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レンダリングモードの確認 |
メインメニューの「環境設定」>「レンダリング品質」>「レンダリングモード」が、「標準レンダラ」になっていると「影」は表示されません。「レンダリングモード」を「高機能レンダラ」にする事で「影」を表示させる事が出来ます。但し、「高機能レンダラ」のサポート対象外であるビデオカードでは、レンダリングモードが未対応のため、「影」の表示は行えません。ご利用中のビデオカードと対応レンダリングモードを再度ご確認下さい。
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ライトを遠ざけても暗くならない
光源の減衰については、光源の位置を遠ざけても暗くはなりません。特に、「平行光源」においては「向き(角度)」のみが有効となります。「点光源」と「スポットライト」では、「減衰タイプ」を指定する事で距離に応じて明るさを可変させる事が可能です。
マイナスライトとは
通常はオブジェクトにライトをあてると面は明るくなりますが、マイナスライトとして設定すると光源色分だけ暗くなります。車の運転席の足元を強制的に暗くしたいような場面で使用します。