レンダリング品質
[メニューバー]→[ウィンドウ]→[環境設定]を選択すると、[環境設定]ダイアログが表示されます。 レンダリングモードの切り替え、アンチエイリアシング、HDRのモードを切り替えます。
レンダリングモードとモード内容 |
標準エンジン |
高機能エンジン |
RTRTエンジン |
CPU/Memoryを利用した汎用レンダリング |
GPUとシェーダを利用した高品位レンダリング |
GPUにて反射、屈折を正確に再現したレンダリング |
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ハードウェアアンチエイリアシング | ハードウェアアンチエイリアシングが可能です。グラフィックスカードによってはHDRレンダリングのブルーム効果が無効となることがあります。 |
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静止時アンチエイリアシング | カメラが静止状態の時にアンチエイリアシングを行います。カメラやモーションがない時に視点位置を小さな範囲でランダムに変位(ジッタリング)させ、何度もレンダリングすることでジャギーをなくします。 |
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ジッタリング品質 | ジッタリングの回数を指定します。回数が多いほど静止時アンチエイリアシングが強くかかります。 | ||
最少ジッタリング半径 | ジッタリングする時の最大半径を指定します。0.5より大きな値にするとボケが生じます。 | ||
ブラウザ | Microsoft Internet Explorer 6以降 | ||
HDR・IBL切替モードとモード内容 |
無効 | 有効/ブルーム無し |
有効/ブルーム有り |
HDR/IBL処理を行いません。 | HDR/IBL処理はしますが、ブルーム処理はしません。 | HDR/IBL処理、ブルーム処理の両方を行います。 |
リアルタイムレイトレ
[メニューバー]→[ウィンドウ]→[環境設定]を選択すると、[環境設定]ダイアログが表示されます。リアルタイムレイトレーシング時の設定を行います。レンダングモードがリアルタイムレイトレの時のみ有効です。
移動時 |
反射計算回数 |
カメラ移動時の最大反射計算回数を指定します。リアルタイムレイトレーシングによる反射計算は処理時間がかかりますので、応答性をよくするために1〜2の小さい値を設定することをお勧めします。 |
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屈折計算回数 |
カメラ移動時の最大屈折計算回数を指定します。応答性をよくするために1〜2の小さい値を設定することをお勧めします。 |
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静止時 |
反射計算回数 |
カメラが静止した時の最大反射計算回数を指定します。指定する回数でトレースが完了しない場合はオブジェクトの表面が黒く表示されます。 |
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屈折計算回数 |
カメラが静止した時の最大屈折計算回数を指定します。指定する回数でトレースが完了しない場合はオブジェクトの表面が黒く表示されます。 |
マテリアル設定
[メニューバー]→[ウィンドウ]→[環境設定]を選択すると、[環境設定]ダイアログが表示されます。メタリックマテリアルの表示方法を設定します。
メタリックマテリアルの表示 |
メタリックマテリアルの表示を[標準]、[旧方式(nStyler1.2方式)]の2通りから選択できます。
[標準]ではメタリックマテリアルが付与されたオブジェクトを遠方から観察するとメタリックフレークが見えなくなりますが、旧式では距離に関係なく常にフレークが表示されます。
デフォルトは[標準]です。
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表示
[メニューバー]→[ウィンドウ]→[環境設定]を選択すると、[環境設定]ダイアログが表示されます。
[表示]タブを選択します。モデル選択時のワイヤ表示色やポスチャの大きさ、ポスチャ選択時の色を設定します。
ワイヤ色 |
オブジェクトを選択したときに表示するワイヤの色を指定します。
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ポスチャスケール |
ポスチャの大きさを指定します。
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ポスチャ選択色 |
ポスチャ操作時に選択されている矢印または円の色を指定します。
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座標
[メニューバー]→[ウィンドウ]→[環境設定]を選択すると、[環境設定]ダイアログが表示されます。
座標の向きや単位を指定します。ここでの設定はファイル読み込み時のデフォルトとなるだけで、直接、現在のシーンに適用されるわけではありません。現在のシーンに対して変更する場合は、[セットアップ]→[プロジェクト]タブで操作を行います。
座標系 |
新規でモデルを読み込む際の座標の向きのデフォルトを指定します。ここでの設定がデフォルトとなりますが、[ファイルを開く]ダイアログの[オプション]設定により、読み込む前に変更することができます。
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単位 |
新規でモデルを読み込む際の単位のデフォルトを指定します。座標系と同様に読み込む前に変更することができます。
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シーンを中心に移動 |
ONの時、新規でモデルを読み込んだ際に自動でモデルをシーンの中心に移動します。
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