DK2&DK1セットアップ
■1. ライセンス購入
本機能を利用するには別途有償のUSBドングルライセンスが必要となります。ドングルライセンスのため複数のPCでご利用頂く事が可能で、本ライセンスで以下の3対象製品を動作させる出来ます。有償ライセンスのご購入については弊社までお問い合わせ下さい。
●DK1 ●DK2 ●製品版(今後予定) |
■2. ライセンス設定
本ライセンスをご購入頂くと上述USBドングルと一緒にライセンスファイルが送付されます。このライセンスファイルをnStylerがインストールされているPCのCドライブ直下の「glic」フォルダ(※「graps」ではありません。)にコピーします。ライセンスファイルは複数のPCにコピーしてご利用頂けます。また、別ライセンスを登録・設定する場合はファイル名を上書きしない様に注意してご利用下さい。
■C:\glic(「glic」フォルダは手動で新規作成します。) |
■3. ダウンロード
OculusRiftを動かす為にはOculusの公式Runtimeソフトウェア(Windows版)が必須となります。既にインストール済みの場合は本項目は不要です。Oculus公式サイトにて「Developer」登録をすると公式RuntimeやSDK等の最新版をダウンロードする事が可能になります。
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●Oculus Runtime for Windows 0.4.3 をDLして下さい。
■注意事項 (2015年1月21日確認) Runtime 最新版 0.4.4 は非常に不安定です。本バージョンをインストールされて上手く動作できていない場合は以下の全てをアンインストールして、0.4.3を再インストールする事をお勧め致します。
Oculus Display Driver Oculus Positional Tracker Driver Oculus Runtime | |
nStyler最新版【2014年11月14日版】をDL、インストールして下さい
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■4. Oculus Runtime インストール
OculusRiftのruntimeをインストールして下さい。
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ごく稀に日本語名の「ダメ文字」によるインストールエラーが発生します。本現象は、HMD本体と赤外線カメラのドライバーを解凍する際に、テンポラリフォルダに「ダメ文字」がある場合に発生するエラーとなります。
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エラーが発生した場合は、C:\Usersの中に異変名なフォルダ(例:‹`Šx)が作成されていると思われます。
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上述の異変名なフォルダを順に進めると、\AppData\Local\Temp\Oculus Incフォルダの中に、「OculusDisplayDriver(HMD)」と「OculusMSI(赤外線カメラ)」の各種ドライバーが有りますので、PCとOS環境に沿ったドライバーをデスクトップにコピーして、個別にインストールを実行して下さい。
2つのドライバーをインストールした後、PCを再起動して下さい。
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■5. Oculus接続
Oculus本体とPCを接続します。Oculus本体からコントロールBOXを経由して、HDMIケーブルとUSBケーブルをPCに挿入します。給電、処理速度の関係からUSBポートはUSB3.0を推奨致します。
DK2はUSB経由でPCから電源供給されますが、PCの性能により電源不足で起動しない場合は付属のACアダプターをコントロールBOXに接続して下さい(省略可能)。
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赤外線カメラにL型のカメラ用ケーブル(コントロールBOXに挿入)とminiUSBケーブル(PCに挿入)を接続します。稀に本体や赤外線カメラのUSB3.0のポートが認識しない場合がありますので、その場合は、隣接USBポートや2.0のポートに挿入して下さい。
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ディスプレイ上端に赤外線カメラを設置します。起立してご利用になられる場合は、1700mm相当の高さに設置する事を推奨します。また、赤外線カメラから体験者までの距離は1.5~2m相当になります。
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Oculus本体の電源を投入します。本体の電源ランプが青点灯(正常状態)、オレンジ色点灯(未認識状態)の場合も次項の設定を参照下さい。
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■6. Rift Display Mode
上述(4)項のruntimeがインストールされるとWindowsタスクバーにOculusのアイコンが表示されます。このアイコン上でマウス左ボタンを押して「Rift Display Mode」を選択します。
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Display Modeの「Extend Desktop to the HMD」にチェックをして下さい。nStylerは「Direct HMD Access from Apps」のモードには対応しておりません。
その他、「DK1 Legacy App Support」「Rift Saver」の項目は、そのままONの状態で構いません。
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■7. NVIDIA画面設定
本設定の記述内容は、NVIDIAのグラフィックカードを搭載したPC向けになります。その他カードをご利用の場合は本内容を参考にして各設定を変更・修正して下さい。
Oculus本体を接続直後にNVIDIAコントロールパネルの「複数のディスプレイの設定」で確認すると「Rift DK2」が縦長に認識しています。
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NVIDIAコントロールパネルの「ディスプレイの回転」でRift DK2のディスプレイの向きを90度回転させます。
画面が回転しない場合は、下段10項を参照して下さい。
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再度、NVIDIAコントロールパネルの「複数のディスプレイの設定」で「Rift DK2」が横長に認識している事を確認して下さい。
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上述設定が完了するとOculus本体の電源ランプが青点灯(正常状態)になると思います。
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■8. Runtime設定
上述(6)項の同様、WindowsタスクバーにOculusアイコンから「Configuration Utility」を選択します。
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Configuration Utilityを開くと接続状況を確認する事が出来ます。Camara Serial にIDが表示されていない場合はカメラが認識されていません。カメラ本体のLED(青燈正常)を確認して、USBポートを挿入し直して下さい。
また、Userの項目欄に新規Userを登録して、Oculus純正デモプログラムの「Show Demo Scene」で状況を確認して下さい。
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■9. nStyler設定
nStylerを起動して、[ウィンドウ]→[環境設定]→[ステレオ立体視]からOculusRiftを[使用する]チェックをONにする。
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[表示]→[ステレオ立体視]→[OculusRift]
ショートカットキー: [Ctrl]+[Sift]+[F12])で立体表示を開始します。
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■10. その他
ATI製品、Intel製品、ノートPC等で縦画面から回転出来ないPCで利用されたい場合、nStyler最新版【2014年11月14日版】で設定ファイル(iniファイル)差し替える事で表示モードを変換させる事が可能です。
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出力画面の向き強制設定方法
%APPDATA%\Roaming\GRAPS\2.0\settings.ini 通常は、C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\GRAPS\2.0\settings.ini) に以下の項目を追加します。 [OculusRift] DisplayType=Horizontal
DisplayType=Horizontalとすると横画面出力になります(デフォルトの動作)、DisplayType=Vertical とすると縦画面出力になります。
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