設定方法
nStyer無償版の有償ライセンス、またはnStylerの旧バージョン(nStyler3.20以前)のノードロック版、フローティング版のライセンス設定方法を以下に記します。いずれの場合もライセンスファイルを置く場所は下記の場所のいずれかがデフォルトです。
仕様 |
以下の場所のどちらか一方にライセンスを置いた場合は自動でライセンスファイルを認識されます。これら以外の場合、nStylerを初めて起動する際にライセンスファイルの場所を指定する必要があります。
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場所1 |
C:\glic (「glic」フォルダは手動で新規に作成します。)
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場所2 |
C:\Program Files\Graps\[nStylerのインストールディレクトリ]
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無償版
nStyler無償版はノードロックライセンスでご利用頂けます。よって、無償版に対応した有償ライセンスについては以下の設定手順を参考にして下さい。
ライセンス設定
手順1 |
PC内のCドライブ直下に「glic」フォルダを作成する。
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手順2 |
ライセンスファイル「license.glic」を「glic」フォルダにコピーします。
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手順3 |
デスクトップのショートカットまたは、プログラムメニューからnStylerを起動します。
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旧ノードロック版
旧ノードロックライセンスでお使いになる場合はライセンスファイルを所定の場所にコピーするだけでnStylerは起動します。ただしデフォルトの場所以外の場合は初回起動時にライセンスファイルの場所を指定する必要があります。
デフォルトの場所
手順1 |
PC内のCドライブ直下に「glic」フォルダを作成する。
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手順2 |
ライセンスファイル「license.glic」を「glic」フォルダにコピーします。
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手順3 |
デスクトップのショートカットまたは、プログラムメニューからnStylerを起動します。
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手順4 |
ライセンスファイルが認識されライセンスが取得されnStylerが起動します。
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デフォルト以外
手順1 |
ライセンスファイルをデフォルトの場所以外にコピーした場合は、初回起動時にライセンス選択ダイアログが表示されます。
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手順2 |
「ライセンスフォルダーを設定する。」を選択し[OK]を選択します。
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手順3 |
ライセンスファイル「license.glic」をコピーしたフォルダを選択し[OK]を選択します。
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手順4 |
ライセンスが認証され、nStylerが起動します。
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注意
注意1 |
もしライセンスファイルが無い場所を指定した場合、適切でないライセンスファイルを指定した場合は再度設定画面に戻ります。
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注意2 |
2回目以降は、ライセンスファイルの場所を指定しなくとも起動可能です。
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旧フローティング版
フローティングライセンスでお使いになる場合、先ずライセンスサーバー用のプログラムをセットアップする必要があります。ライセンスサーバーとなるPCに「GRAPSライセンスサーバー」をインストールします。これはフローティングライセンスサービスの追加とライセンス管理ツールプログラムのインストールが行われます。
サーバーインストール
手順1 |
インストール場所
C:\Program Files\Common Files\GRAPS License Server
GRAPSライセンスサーバーは上述の場所にインストールされます。変更は出来ません。
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手順2 |
ライセンスサーバーPCにライセンスファイル「license.glic」をコピーします。(ライセンスファイルを置く場所)。
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手順3 |
デフォルト以外の場所へコピーする場合は「GRAPSライセンスツール」でライセンスファイルの場所を指定する必要があります。
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手順4 |
nStylerCD-ROMから「GlicServerSetup.exe」を起動します。インストールに使用する言語を選択し「OK」を選択します。
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手順5 |
「GRAPSライセンスサーバー」セットアップウィザードの開始の画面で「次へ」を選択します(図)。
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手順6 |
インストール準備完了の画面で「インストール」を選択するとインストールが開始されます。
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手順7 |
終了したら「ライセンスツールを実行」がチェックされている状態で「完了」を選択しインストール画面を閉じます。
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手順8 |
「GRAPSライセンスツール」が起動します。このツールはフローティングライセンスの開始/停止などを行うユーティリティプログラムです。
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手順9 |
「サーバーインストール」タブを選択し「インストール」を実行します。
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手順10 |
「Windows起動時にライセンスサービスを自動起動しますか?」とメッセージが表示されます。「はい」を選択するとWindows起動時にライセンスサービスも自動で開始されます。「いいえ」の場合はWindowsのシャットダウン時にライセンスサービスは停止され、ライセンスサービスの再開は手動で行う必要があります。
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手順11 |
通常は「はい」を選択します。インストールが完了するとメッセージが表示されます。
GRAPSライセンスツールで「サーバー操作」タブを選択し「開始」ボタンを選択します。
下部に「Starting service GlicServer」と表示されライセンスサービスが開始されます。
ライセンスサーバーの設定が完了したら(ライセンスサーバーを設定する)、クライアントPCの設定を行います。
クライアントPCでは、ライセンスファイルを使用してライセンスサーバーへ接続する方法とライセンスファイルを使用せずに直接ライセンスサーバーへ接続する方法を選択できます。
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ライセンスファイルの指定方法
フローティングライセンスでお使いになる場合、ライセンスサーバープログラムをセットアップする必要があります。ライセンスサーバーとなるPCに「GRAPSライセンスサーバー」をインストールします。
1. |
予めライセンスサーバーでGlicライセンスサーバーを起動した状態にします。
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2. |
クライアントPCにライセンスファイルをコピーします(ライセンスの場所参照)。
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3. |
ライセンスファイルはサーバーPCと同じライセンスファイルを使用します。(ライセンス構成によっては別途弊社指定のクライアント専用ライセンスファイルを使用します。)
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4. |
クライアントPCからnStylerを起動します。
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5. |
ライセンスサーバーからライセンスを受けnStylerが起動します。
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ライセンスファイルをクライアントPCに置かない場合の方法
1. |
予めライセンスサーバーでGlicライセンスサーバーを起動した状態にします。
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2. |
nStylerを起動すると、ライセンス選択ダイアログが表示されます。
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3. |
「ライセンスサーバーを設定する。」を選択し「OK」を選択します。
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4. |
ライセンスサーバーのネットワーク名を入力し「OK」を選択します。ライセンスサービスにデフォルト以外のポート番号を設定している場合は「サーバー名:ポート番号」を入力します。
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5. |
入力したライセンスサーバーとライセンス認証を行い、nStylerが起動します。この操作は次回以降は行う必要はありません。
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MACアドレスの調べ方
nStylerの有償ライセンスには、『USBドングル版』と『MACアドレス版』の2形態でご提供する事が出来ます。MACアドレス版では、稼働PC毎のMACアドレスに対しライセンスが発行されます。その為、利用されるPCのMACアドレスを事前に調べておき、必要事項を株式会社グラップス迄にご連絡下さい。
MACアドレス? |
MAC(Media Access Control)アドレスとは、PCに装備されたネットワーク・カードにハードウエア的に設定されている固有のID番号です。
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確認手段1 |
nStylerの「ヘルプ」を起動して、MACアドレスを確認
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確認手段2 |
nStylerの「環境設定」⇒「ステレオ立体視」でMACアドレスを確認。
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確認手段3 |
Windowsの[スタート]メニューを[すべてのプログラム]⇒[アクセサリ]⇒[コマンドプロンプト]の順にたどってコマンドプロンプトを起動。
コマンドプロンプトのウィンドウが開いたら、キーボードからipconfig /all(ipconfigの後に半角スペースを1個置いて/all)と入力して[Enter]キーを押してください。
表示される項目の中で、[イーサネット アダプタ ローカル エリア接続:]の項目で表示された「Physical Address(物理アドレス):」とある12ケタの英数字を使用します。項目が複数ある場合、ウィンドウをスクロールして探します。例)00-19-B9-43-AE-3C
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注意 |
WindowsVISTA/7では、「Tunnel adapter」等の物理アドレス「00-00-00-00-00-00-00-E0」が表示されますがこれはライセンス発行に関係のないアドレスです。ライセンス発行に有効な「イーサーネットアダプター」の物理アドレスとお間違いのない様お願いいたします。「Tunnel adapter 00-00-00-00-00-00-00-E0」はライセンスには無効です。
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